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アウトレットの接続

今までいろんなプログラムを作成してきたけど、こんなめずらしい作業をしたことはありません。 画面とプログラムをマウスでぐぐぐぃ〜〜とドラッグして接続するんです。 手が引きつりそうになったりしますけど(笑)。

これは何をやっているのかと申しますとプログラムとGUIインタフェースであるnibファイルのポインタを結びつけているわけです。 たとえば「このボタンを押した時の処理を書きたいなぁ〜」といった時に画面の部品と とそれに応じて動作するプログラムをリンクづける必要があるわけです。 VC++なんかですとウイザードちゃんがいて メソッド名なんかを指定する事でかってにやってくれていたかと思いますが Cocoaの場合、自前でポインタを設定しちゃいます(笑)。それがこの接続作業なんです。 一度理解してしまえばなんてことないんですけど、なかなかわかりづらいところがありますね。

■アクション
アクションの場合画面から出すちょっかい(画面をいじること)をプログラムでどう処理するか記述する必要があるため 画面側からプログラムに向かって接続します。 どのメソッドに対してメッセージを送信するかを指定します。

■アウトレット
どのデータを画面のどこに出力するかを指定します。プログラムから画面のオブジェクトに向かって接続します。 どのオブジェクト(アウトレット)に対して出力するかを指定します。

さて、プログラムにもどりまして。 このプログラムでは日付を画面に出力します。 プログラムで作成した日付文字列をどのアウトレットに出力するかという接続が必要になるわけです。 それでは先ほど学習しましたようにプログラムから画面(GUI)に向かってドラッグします。 アウトレットのポインタを設定する場合コントロールキーを押しながら、マウスでインスタンスをクリックします。 そのままクリックした状態でぐぐぐぃ〜〜〜〜とドラッグして日付を出力するアウトレットまで移動させます。 図のような線が出力されましたよね。 アウトレットのところまできたらマウスを外します。

アウトレットのポインタを設定する場合コントロールキーを押しながら、マウスでインスタンスをクリックします。そのままクリックした状態でぐぐぐぃ〜〜〜〜とドラッグして日付を出力するオブジェクト(アウトレット)まで移動させます。図のような線が出力されましたよね。 アウトレットのところまできたらマウスを外します。

そうするとこのウインドウが右側に現れます。 接続したプログラムで宣言されているアウトレットが表示されます。 接続したい名前を選択し、下の方にある「connect」ボタンをクリックします。 これで接続は完了です。


接続が完了した図です。
アウトレットは必ずインスタンスからアウトレットアイテムに向ってドラッグします。 アウトレット以外にアクションというアイテムもあるんですけど、アクションの場合はアクションアイテムからインスタンスに向ってぐぐぐぃ〜〜〜〜っとド ラッグします。 さぁ〜そろそろ完成マジかになってきましたよ〜。

プログラムの作成 




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